外観完成予想CG
端正なシルエットを描く
地上19階建の佇まい。
周囲に映えるランドマークとして、地上19階建のシルエットが姿を見せます。上層部は、遠景としての美しさを求めてガラス素材を中心にすえて、軽やかな印象をつくることに配慮。また、低層の基壇部は、緑と周囲の落ち着いた住宅地環境との調和を求めて、邸宅感あふれる佇まいを追求しました。
外観完成予想CG
邸宅らしさを体現する、
“エレガントモダン”。
この地にふさわしい邸宅らしさを表現するなら“エレガントモダン”。緑と親和性の高いアースカラーを基調とした優しいベージュの色彩、さらにグレイッシュな色合いもプラスして、より落ち着いた上品なデザインを目指しました。
外壁タイル
外壁タイルを3種類の素材の組み合わせで展開します。質感ゆたかな磁器質タイル、釉薬を施した光沢(ツヤ)のあるタイル、タイルそのものに擬似目地というアクセントラインを埋め込み横ラインを強調したもの。それらの組み合わせによって外観にリズムと表情を刻みます。
動から静へと心が誘われていくエントランスは天井高最大4mの大空間。あえて個人邸のリビングのように、温もりや親密性の感じられるデザインとしました。プライベートな雰囲気の装飾や素材を採用し、ゆったりとしたソファを配したもうひとつのリビング。寛ぎの時を、より深くよりゆたかに描きだします。
広がりを充分にそなえたラウンジ内に、自然石や織物など多種類のマテリアルを配することで、モダンさのなかに華やかさやきめ細やかさを演出し、インテリア感を強く感じさせる共用空間を目指します。
ラウンジを彩る二人の作家によるアート・オブジェ
吉村直美
YOSHIMURA Naomi
1995年大塚テキスタイル専門学校卒業、同年テキスタイルアートスタジオ入社。以後10年テキスタイルアーティスト山岸柾史氏師事。2005年リームズコーポレーション入社。2017年株式会社ノープ設立。
様々なファブリックや糸を使い、素材感と色彩を使い分けコンポジションすることで、インテリアと響きあうアートを制作。今回の作品は、棒状の材料に染色した糸を巻きつける「コイリング」と呼ばれる技法で作られます。地域の歴史としての養蚕をテーマに、繭をイメージした生成り色をメインに構成。
高橋喜人
TAKAHASHI Yoshito
1962年東京生まれ。1985年早稲田大学理工学部建築学科卒業。1987年早稲田大学理工学研究科建設工学修了、鹿島建設(株)入社。1998年高橋喜人建築計画設立。
素材の特性を生かしたシャープな形態と深い陰影で、空間を取り巻く目に見えない力や流れを実体化、結晶化しています。今回の作品は地域の歴史である養蚕を象徴する繭をモチーフとした作品です。楕円形のシルエットと柔らかな幾何学構成、白いテクスチャーは繭そのものをイメージしています。
建築デザイン
1985年、株式会社 南條設計室設立。「住宅から都市デザインへ」を基本理念とし、個人住宅、集合住宅の設計から、都市開発・市街地再開発事業などのまちづくりまで、都市建築の様々な分野に幅広く関わり、近年多くの都市住宅のデザイン監修業務に携わる。
※掲載の完成予想CGは、設計段階の図面を基に描き起こしたもので実際とは異なります。また、施工上の都合により形状・仕様・色彩・植栽等に変更が生じる場合があります。外観形状の細部、設備機器等の表現を省略しています。また、植木等は、ある程度生育した後を表現しています。植栽は特定の季節や入居時の状態を想定して描かれたものではありません。
※掲載の外観立面イメージイラストは、設計段階の図面を基に描き起こしたもので実際とは異なります。また、施工上の都合により形状・仕様・色彩・植栽等に変更が生じる場合があります。外観形状の細部、設備機器等の表現を省略しています。
※掲載のタイル素材写真は、採用予定のもので、変更となる場合があります。また、色調、形状等は実際とは異なる場合があります。
※眺望を合成した完成予想CGは、現地17階相当・西方向を撮影した眺望写真(2019年7月撮影)に設計段階の図面を基に描き起こした建物完成予想図を合成し、CG加工したもので実際とは異なります。また、施工上の都合により形状・仕様・色彩・植栽等に変更が生じる場合があります。外観形状の細部、設備機器等の表現を省略しています。
※掲載の建物写真は2021年10月に撮影したものです。(Image photoは除きます)